サファリの話。
毎日毎日日常の話をしていても、見てる側は退屈だろう。
ということで今日はケニアで行ったサファリについて話していこうと思う。
実は、ケニアはサファリで有名な国で、そもそもケニアにきたのもサファリにいくことが目的だった。実際行ってみたら他にも様々な魅力に溢れている国だったが。
僕のいたゲストハウス、ニューケニアロッジでは、サファリツアーの斡旋もしている。そもそも日本人宿はニューケニアロッジと、ジャンジャンジャンクションという変な名前の宿しかないが、ブログを見ても、ニューケニアロッジにしている人が多かったため、そこに決めた。
さて、ツアーの話である。
このツアー、マサイマラツアー、アンボセリツアー、そしてこの二つのツアープラスナクル湖ツアーがあった。右から3万円、3万円、5万円くらいだったと思う。
僕は全てのツアーに当初参加するつもりであったが、現地の大学を訪れてお薦めを聞いたところ、サファリはどこ行っても一緒だし、別に動物園で見るのと大した変わりはないと言われてしまったため、一つに絞ることにし、どうせどれも同じならと、キリマンジャロをバックに動物を獲れるというアンボセリ公園にすることにした。
ちなみに、実際に参加してみたらどこも確かに見れるものは一緒ではあるものの、頻出する動物は異なるようで、マサイマラではライオン、アンボセリでは象が多くみれるそうだ。
マサイマラに行くと、ライオンの交尾シーンや、捕食シーン等がみられるようなので、アフリカならではの野生に満ちたサファリを体験したいのならマサイマラ、キリマンジャロをバックに撮りたいのならアンボセリに行くのがお薦めである。
ちなみにナクル湖はピンク色のフラミンゴが見れる湖である。
さて、では、僕が参加したアンボセリツアーについて話していこう。
2泊3日のツアーだった。サファリをした回数は3回ほど。初日の午後、2日目、そして3日目である。
時間でいうと2日目が一番長い時間を取ることができるので、どうしてもこの動物だけは見たいという動物がいる方は、この日にガイドさんにこの動物だけは見たいとアピールしておくと良いだろう。ガイドさんがその動物の見れるところを中心に回ってくれる。
僕たち日本人組は、やはり肉食獣が見たいということで、一番はライオン、他にはチーター、ハイエナも観れるということだったので、ライオン、チーター、ハイエナの順番で見たいということを言っておいた。が、アンボセリはそもそもゾウが多いサファリ。
肉食獣はなかなかおらず、操作は難航した。
では、僕たちのツアーを1日目から振り返っていこうと思う。
1日目の段階では何が見たいかもわからず、ゆったりと沈んでいくゆう人キリマンジャロをバックにゾウを撮りまくった1日だった。キリマンジャロを始めて目にした瞬間だった上に、夕日がめちゃめちゃエモくて、写真を撮りまくった。
2日目は、先程の肉食獣をとにかく探し回った日だった。のだが、これがなかなか見つからない。どっかに肉食獣を見つけたいと目を皿のようにしたが全く見つからず、がっくりきたのが午前。
それでも諦めきれず、ガイドさんが引くくらいの熱意で肉食獣を見たいことをアピールしたところ、運が向いてきたのか、なかなかのレア度、星5中3,5くらいはあるカバを見ることができた。
カバなんて別に大したインパクトないじゃんとお思いかもしれないが、とんでもない。
怪我を負って血を流していたり、想像以上に大きかったり。
間近で見るカバは迫力代満点だった。
その後、後もうちょっとで今日のツアーが終わりというところで、なんとなんとレア度4,5くらいの超レアなチーターを見ることができたという大奇跡が起きた。
この時は車内は大興奮。
基本的に仏頂面だったガイドさんも、この時ばかりは見つけたことを誇らしげに笑っていた。
そんな感じで大満足に終わった二日目だった。
最後三日目、昨日カバとチーターを見ることができるという大奇跡を起こした後だから、絶対にライオンを見れるはずと探し回った。
が、ライオンは星5中の5くらいのレア度、要するにほぼほぼみれないくらいのレア度らしく、全く見つからない。車内はピリピリし始め、喋ることもなくみんなが遠くをひたすら見るばかりで時間が過ぎていった。
しかしあと10分で終わりというところで奇跡が!!
ということはなく、レア度4くらいのハイエナを見ることはできたものの、結局僕たちはライオンを見ることができずに終わった。
しかし、動物を見ることに一喜一憂し、全力で楽しめた三日間。なんだかんだで楽しかった。車内でワードウルフ等のゲームも行い、一緒に行ったみんなとも仲良くなれた。
次もう一度行けるとしたら絶対に参加するというくらい楽しいサファリであった。
三日間サファリなんて飽きちゃうんじゃないかと心配な人もいるかもしれない。
実際僕もいく前は心配だった。が、そんな心配は全くの杞憂だ。
サファリはまるでリアルポケモンgoをしてるみたいなもの。
レアな動物を見つけられる度に嬉しくなるし、全然見つからないとイライラしてくる。そしてなんとかして自分のみたい動物を見つけたいと思い、まだ終わるな、まだ終わるなと願うことになる。本当に三日間僕は全く飽きることがなかった。
強いて不満を言うとするのなら、携帯が当時iphone8でクソみたいな写真しか撮れなかったため、サファリに参加する人は、せめて最新のiPhoneを持っていくことをお勧めする。
ただ、遠くに動物がいることも多く、ズーム機能が欲しくなる瞬間が結構あったため、カメラを買うことを僕はお勧めしたい。
ちなみにそのあと知った情報なのだが、ケニアのサファリではあまり動物に近寄ることはできないが、タンザニアでは相当近くまで寄ってくれるらしい。
その上、ライオンの実食シーンを見る機会も多く、おまけに時期が良ければヌーの大群まで見れちゃうとか。
。。。
コロナ明けにサファリに行きたい人は、タンザニアのサファリをお勧めする。